先日の経済同友会でのお話に続き、
最近、『かごしま探究プロジェクト〜かごたん〜』について、
お話する機会をいただいています。
まず、鹿児島県産業教育振興会の総会にて、機会をいただきました!
鹿児島県産業教育振興会は、県内事業所の支援により、鹿児島県の産業教育の振興を図ることを目的として、
「産業界」と「教育界」の橋渡し役となる活動を行っていらっしゃいます。
会員さんも多く、今回総会という場で貴重な機会をいただけたことに、大変ありがたい気持ちでいっぱいでした。
講演前に全体の場において、
小学校・中学校・高等学校・特別支援学校が各学校で教育活動を行う拠り所となる
学習指導要領における、『学力』について3つの側面があることにふれられていました。
1つは「知識・議論」
2つ目が、その身につけた知識・議論を活かして、「思考・判断・表現する力」
3つ目が「学びに向かう力」粘り強く、学びに向かっているのかということ
そのすべてを国は『学力』と定義づけており、
この学力を身につけるために、
学校では、主体的で対話的で深い学びをやりなさいと授業の改善を求められているのだと、
かごたんのお話をする前に、全体の場で共有されていました。
まさに、かごしま探究プロジェクトにおいても
毎回、生徒の皆さんと企業の皆さん・先生方とともに「対話」を通した関係性をつくっていくことをいつも大切にしています。
また、かごたん代表のしゅうさんがルワンダの学生さんと関わったとき、
日本の学生の「学ぶ」ことに対する姿勢やマインドの違いを感じたエピソードにふれながら
なぜ、私たちがこの鹿児島で、
かごしま探究プロジェクトのプログラムを行っているかをお話いたしました。
・・・・・・
また別の機会として、
鹿児島県の女性管理職の会(鹿児島県内小中学校の現役・OGの教頭先生・校長先生)である
『さざなみ会』にてかごたんの学校担当ディレクターである米森がお話する機会をいただきました。
教員経験から学校長まで勤め上げ、
かごたんにジョインしたキャンプネーム・おかあさんです(みんなのおかあさん的な存在です^^)
この会でも、一方的に講話をするのではなく、
聞いている皆さんも参加しやすい形となるようにと、途中でグループワークを取り入れ、進んでいきました。
令和6年度全国学力・学習状況調査の結果で、文部科学省のデータにある、
家庭の経済的背景と対話的な学びに取り組んだ生徒の正答率の関係を分析した結果も取り上げ
『主体的・対話的で深い学びの重要性』を感じる機会となりました。
このような場でお話をいただく機会を頂戴し
みなさんとともに、鹿児島の教育や日本の教育についてともに考える機会をいただき
活動の意味と可能性を改めて感じる時間となりました。